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TILT

てぃると。心の底から書きたいことを書く。

潜在意識の基礎的な解説【随時加筆・修正】【本当は教えたくないシリーズ】

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まずはこの記事を見てね☆

 

さっそく潜在意識についてまとめていきます。

 

潜在意識について初めて話したのは、フロイトユング

 

だから巷にある潜在意識の話は、すべて彼らの議論を発展・解釈したものだ。

 

本当は彼らについても書いたほうがいいんだけど、僕は学者じゃないので、詳しいことには突っこまない突っこめない。

 

とにかく、「潜在意識をだれでも利用できるようにする」ということを目的に書いていく。

 

ここに書いたこと以外で「もっと知りたい」と興味がわいたら、別なサイトを参考にしてください。

 

よし、始めよう。

 

 

潜在意識と顕在意識

 

今回は本当に基本的な話になる。

 

高校のとき倫理の授業でやったような内容です。

 

だから知っている人はこの記事を読み飛ばしてもらってもいいかもしれない。

 

はじめての人はしっかり読んでね!

 

 

 

(顕在)意識

 

ぼくたちが「意識」って呼んでいるもの。

 

それってたいていは「顕在意識」って呼ばれるもの。

 

顕在意識ってなにかと言うと、その名の通り「顕在している(=形としてはっきりとある)意識」のこと。

 

例えば、お腹がへって

 

「あー、ラーメン食べたいなー」

 

って思うときのその意識が顕在意識。

 

「んあああ、お金持ちになりたい!」

 

って思うのも顕在意識。

 

「明日までに、これとこれをかたづけなくちゃ」

 

って頭で段取りしているときにはたらいているのも顕在意識。

 

「京都にいきたい!」って思う。

 

それで、綿密に計画を立てて京都に旅行に行く。

 

このときにはたらいているのも顕在意識。

 

ふだん、なにかを考えるとき、頭の中でいろいろとこねくり回していると思いますが、

 

それは基本的にすべて顕在意識です。

 

顕在意識は別名「表層意識」とも言うので、ほかの人のブログや本を読むときのために覚えておくといいよ。 

 

潜在意識

 

さて、顕在意識が終わったら、つぎは潜在意識

 

潜在意識にはさまざまな名前があって、「無意識」「セルフイメージ」「インナーチャイルド」とさまざまな呼ばれ方をします。

 

「無意識」ということばは、もう日常的に使うことばだよね。

 

ちなみに小説家や作家は「声」と読んだり、「風」と読んだりする。

 

とっても詩的!

 

 

 

実験

 

突然だけど、ここでいったん読むのをやめて、その場で手をあげてみてほしい。

 

 

 

 

 

 

どっちの手をあげた?

 

右でも左でもどっちでもいいんだけど、どちらかの手はあがったと思う。

 

では、どうしてそっちの手をあげたの? って聞かれたら答えられる?

 

たぶん、意図せずして適当に手をあげたでしょ?

 

 

 

 

 

もうひとつ質問。

 

ふだん、お風呂でどこから体を洗う?

 

首から?

 

腕から?

 

腹から?

 

それっていつも「よーし首(腕/腹)から洗うぞー」って決めて洗ってる?

 

 

 

潜在意識による行動と習慣の決定

 

「体をどこから洗うか?」とか「どちらの手をあげるか?」とか、決断してやっているとは言いがたい動きをコントロールしているのが潜在意識。

 

ぼくたちは意識して、自分の行動をすべてコントロールしていると思いがちだ。

 

だけど本当のところは違う。

 

実際には、潜在意識こそが、ぼくたちの行動や習慣を決めている

 

「いや、私は意識的にすべてを決定している」という人へ

 

バカおつ!

 

それはただの思い込みです(でもそう思い込める人は潜在意識をうまく活用しているとも言える)。

 

潜在意識の精神活動に占める量

 

 

人間の行動の95パーセントまでは潜在意識のはたらきによるものだと言われている。

 

顕在意識のはたらきはたったの5パーセントだけ。

 

すくなっ!

 

って思うけど、実際はそんなものなのだ。

 

だから「意識的にすべてを決定している(=顕在意識だけですべて決めている)」なんていうのはありえない。

 

おまけに、人間の行動は、その98パーセントが昨日と同じ行動になると言われる。

 

もし本当に顕在意識だけで行動しているとしたら、毎日の行動は全く違ったものになるはず。 

 

潜在意識による思考パターンの決定

 

 

「あれ、わたしなんであんなこと言ったんだろ?」

 

っていうアレ。

 

思ってもいないことを勝手に言ってしまったり、急にネガティブなことが頭に浮かんできたり。

 

自動的になにかを考えてしまうことって誰にでもある。

 

それも潜在意識のしわざかもしれないよ。

 

さっき、潜在意識は行動や習慣を決めていると言った。

 

その行動や習慣はぼくたちの考えること(=思考パターン)によって決められる。

 

ということは、潜在意識はぼくたちの思考パターンも決めていることになる。

 

 

大学の研究データによると

 

 

 人間は1日に6万回思考する(諸説あり)と言われている。

 

さきほど言ったように、その95パーセントが潜在意識による。

 

ということは、およそ57000回の思考がぼくたちの意識できない領域で行われている

 

一方で顕在意識は、毎日3000回の思考をしている。

 

57000回 vs 3000回

 

どちらが、ぼくたちの考えを作っているかは明らかだ。

 

 

 

 

潜在意識からのメッセージ

 

 

「魔が差す」

「虫の知らせ」

「第六感(シックスセンス)」

「直感」

「前兆」

「予兆」

「霊感(インスピレーション)」

 

 

などなど、「理由はわからないが、『なんとなく』そうなるだろう」と言えるときが誰にでもあるよね。

 

そんなときにぼくたちが使うのが、上にあげたようなことば。

 

ふだん潜在意識はその名の通り、ぼくたちの記憶の深いところに「潜って」いるので、なかなか顕在意識には「ことば」として意識できる形で情報をあげてこない。

 

だけど、ぼくたちに危機的な状況が迫ったり、なにか異変を察知すると、潜在意識の方からぼくたちに働きかけてくることがある。

 

つまり、ぼくたちがこういうことばを使うのは、潜在意識に蓄積された経験や記憶が、顕在意識にたちあがって来ようとしているその瞬間なのね。

 

顕在意識(=あなたが自覚できる考え)ではあなたは気づいていないのだが、潜在意識(=あなたが把握できない考え)は「次はこうなる」というのをちゃんとわかっているんだ。

 

 

個人的無意識/集合的無意識(普遍的無意識)

 

潜在意識について考えたのはフロイトだけど、ユングフロイトの議論をさらに進めて、「潜在意識には複数種類があるんじゃない?」と考えた。

 

ユングはまず次の2種類に潜在意識を分けた。

 

ひとつは個人的無意識

 

もうひとつが集合的無意識(普遍的無意識)だ。

 

 

個人的無意識

 

個人的無意識というのは、個人の経験や記憶がつまった領域のこと。

 

哲学者のロックが言うように、ぼくたちは生まれたときはタブラ・ラサ(白紙)だ。

 

だけど、経験をつみ、知識をたくわえるうちに、どんどん自分というものが形作られていく。

 

その過程で忘れていく記憶も多い。

 

だけどそれは顕在意識にのぼってこないだけで、無意識の中に、しっかりと記憶は残っているのだ。

 

 

 

集合的無意識

 

 

集合的無意識(普遍的無意識)というのは、無意識の深いところにある領域だ。

 

地域や時代が異なっても、神話・芸術・宗教に、共通のパターンが見られることにユングは気がついた。そしてそれはユングの患者が話す夢ともリンクしている。

 

この共通のパターンをユングは「元型」と名づけた。

 

共通のパターンがあるということは、人間根っこの部分はみんなつながっているんじゃない?

 

ユングは考えた。

 

そしてできあがったのが集合的無意識の考え方だ。

 

集合的無意識の特徴は、以下の通り。

 

①生まれながらにもっている

②ほかの人たちやあるグループと共有

③スケールが大きくなると「人類に共通」

 

 

ユングに言わせれば、あなたとぼくもどこかで接点をもっているのだ。

 

ぼくたちは根深い部分ではみんなつながっているのだ。

 

なんだかスケールがでかいよね。

 

集合的無意識は、見方によっては、以下のように分類することもできる。

 

家族的無意識・・・家族間に共通

文化的無意識・・・ある文化圏で共通

 

 

詳しいことは、河合隼雄先生の『無意識の構造』を読んでほしい。

 

 

無意識の構造 (中公新書 (481))

無意識の構造 (中公新書 (481))

 

 

彼は日本におけるユング心理学の第一人者であり、日本で一番無意識に詳しい人のひとりだ。

 

共時性シンクロニシティ

 

共時性というのは簡単に言えば、「不思議なめぐり合わせ」のこと。

 

普通ぼくたちは、「雨が降ったから傘をさす」「お金が無くなったから、節約をする」というような因果関係(AならばB)のなかに生きている。

 

ところが世の中には、因果関係ではどうしても説明できないことがある。

 

 

「祖母が死ぬ夢を見たら、つぎの日、本当に祖母が死んだ」

 

「もう一度会いたいと思っていた人に偶然、海外旅行の最中に出くわした」

 

「友達と遊ぶのが面倒くさくなって『予定をキャンセルしたい』と思っていると、友達からキャンセルの連絡が入る」

 

「遠く離れたふたつの場所で、同じような殺人事件が起きた」

 

どうしても理屈では割り切れないこと。それを表現するためにユングが作ったことばがシンクロニシティだ。

 

さきほど書いたように、ぼくたちは普遍的無意識の領域ではつながっているので、こうしためぐり合わせが起きる。

 

共時性の概念は「縁」「縁起」「因縁」ということばを日常的に使うぼくたち日本人にとって、かなり馴染みやすい考え方だ。

 

実際にユングは、仏教にも大きな影響を受けていた。

 

あなたが今この記事を読んでいるのもひょっとしたら、なんらかのシンクロニシティがはたらいた結果かもしれない。

 

 

 

 

 

引き寄せの法則

 

日本でもブームになった『ザ・シークレット』。あの中で紹介されていたのも引き寄せの法則だった。

 

 

ザ・シークレット

ザ・シークレット

 

 

引き寄せの法則は、具体的にイメージして楽しむことで、ほしいものが引き寄せられるという法則だ。

 

引き寄せは潜在意識とペアで語られることが多い。

 

ぼく自身も引き寄せとは、シンクロニシティを別の角度から読んだことばに過ぎないと思っている。

 

引き寄せの法則の仕組みはこの通りだ。

 

①あなたの願望を顕在意識から個人的無意識に送り込む

②個人的無意識を通って、あなたの願望が集合的無意識に到達する

集合的無意識を通って、他人の個人的無意識へとあなたの願望が伝わる

④その人の個人的無意識に伝わったあなたの願望がその人の行動を変化させる。

⑤その変化した行動が結果的にあなたの願望実現につながる。

 

 

引き寄せについては項を改める。

 

 

顕在意識と潜在意識に関するざっくりとしたまとめ

 

 

ようするに、顕在意識と潜在意識についてまとめると次のようになる。

 

顕在意識・・・理性的なもの、「とらえられる」部分、自分で動かせる

潜在意識・・・本能的なもの、「とらえられない」部分、勝手に動く

③顕在意識と潜在意識の力関係では、潜在意識の方が上

④潜在意識は自分だけではなく、他人とも関係がある

 

 

ここまで読んで

 

 

「ふーん、そうなんだー」

 

と流さないでほしい。

 

あなたがポジティブになろうとしてなれないのも、仕事でうまくやろうとして失敗するのにも、恋愛で悪い男(女)にばかりつかまるのにも、潜在意識が大きく関わっているということに気づいてほしい。

 

あなたの潜在意識がそうなるようにあなたを誘導しているのだ。

 

この不思議な力は、学べば学ぶほど奥が深い。

 

 

金持ちはなぜ金持ちか? なぜあの人ばかりモテるのか?

 

 

なんで金持ちは金持ちなんだよ!?

 

って怒ったことないですか?

 

あるいは、

 

なんで(大嫌いな)アイツばかりモテんの?

 

って思ったこととか。

 

それにはちゃんとれっきとした理由があるんだよね。

 

 

 

金持ちは金持ちだから金持ちだ。

 

モテる人はモテる人だからモテるのだ。

 

 

理由というのは、これだけ。

 

「は???」となったかもしれないが、これが事実なのだ。

 

もし潜在意識について知っている人がこれを読めば、うんうんと頷いてくれるはず。

 

潜在意識について学べば、この辺のことも徐々に理解できるだろう。

 

次回以降はもう少し深く潜在意識について学んでいこう。

 

 

 

ということで今回はここまで!